クライミング 遭難

小川山滑落記録 6

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退院してから

6/19退院。

長い時間をかけて帰ってきました。久々の地元。

病院からは、こんなことは気をつけて、と釘を刺されています。

お酒は控える(ビールの美味しい季節なのに)

激しい運動は控える(山はやっぱりまだダメだよね)等

まあ、何度も言いますが、自宅療養ですからね。

外来受診はこちらでは受けず、1ヶ月後にまた頑張って佐久まで行きます。

家に帰ったら、6/4のままになってるザックの片付けとか

いろいろやりたかったことがあったんだけど、

最初は本当に体が動かなかった。

目の前にあるものを、左から右へ動かすのも億劫で動かせない。

座ってても背中は痛いし、体も腫れているのか下着の締め付けが気になるというか痛くなって

どうしようもなくなり、結局寝ているしかない状態が何日も続いた。

6月いっぱいは寝転がりながら、本やマンガを読む毎日でした。

7月になって、少しずつ動かなきゃと思い、近所を少し歩いたけど、

初めは体の痛みが強くて、何度も途中で休憩して、ゆっくり歩かないとだめだった。

この体の痛みがなんとかならないと、ホントに何にもできないなあと思いながら、

折れたとこだけじゃなく、背中全体に渡る謎の痛みに、一抹の不安を感じてました。

まあ、それでも、少しずつ動くことができてくるようになり、

回復してきてはいるなあという気はしてきた。常に痛みはあるものの。

ちょっと外出したりは大丈夫だし、家事したり、帽子作ったり、イラスト描いたり、

二胡弾いたりなんかはOK

できないのは、

背中を曲げたりする作業、例えば、床を雑巾で拭くとか、草むしりとか、

→金具が入ってるので背中を曲げたりできない

重いものを持ち上げる→両腕に負担がかかると背中にモロ負担がかかる

ずっと座って同じ姿勢でいる→体が固まって痛みが増してくる

ですね。

だから、事務仕事とか力仕事はまだできないかもなあって思います。

仕事中に痛くなったからって、横になれないし。

第一回外来受診日 in 佐久

そうこうしているうちに7/22になりました。

第一回外来受診日です。佐久まで行きます。観光だと思ってね。

この頃には痛みもなくなるかなと期待してたんですけどね。

まだまだでした。まだまだ痛い。

こんなにも痛いのは、なんか異常なんかなと思ってたけど、

先生にも、

「背中全体的にだるいような痛みだよね」

って言われた。我慢しかないかあ。

この日の診断では、骨がくっついてるかどうかではなく、

しっかり固定してある部分が、ちゃんと変わらず固定してるかという確認。

それに関しては大丈夫だったから、一番気になってたことも聞いてみた。

「日常生活で制限しなきゃいけないことってありますか?(山行ってもいいですか?←心の声)」

この質問に対して、制限なしとのお答えをいただくことができました。

今後は、また半年後と、さらに半年後に外来受診、その後に金具を抜くというスケジュール。

そこまではまあ辛抱です。

↓せっかく佐久まで行ってるので、いろいろ寄り道してます。

道の駅ほっとぱ〜く浅科から浅間山を愛でる

↑ここで売ってる矢島豆腐(絹)は絶品です。

蓼科牧場のソフトクリーム
「もうもう」

↑コーヒー牛乳ソフト400円(写真は一口かじった後)、ソフトクリームは370円

「もうもう」の奥にある鳴石
歩いて3分ぐらい。

↑さわれませんが、形は面白い

蓼科牧場から蓼科山を愛でる

ということで、2ヶ月近く山を歩いていなかったのに体力の不安があったので、

さっそく2日後に、近所の金華山へ行くことにしたのでした。

岐阜のシンボル
金華山のあとは、百々ヶ峰も

思ったほど、体力は衰えてない。少しずつ、取り戻していきます。

  • この記事を書いた人
さとみん

みずえ

登山帽子クリエータ〜として活動中。運動音痴だったのにも関わらず、40歳過ぎから登山をはじめる。今ではハイキングだけでは物足りず、雪山、沢登り、さらにクライミングもという、なんでも来い!状態。とはいえ、走るのは苦手なので、トレランはできない。所属の山岳会では技術指導を担当。 ココナラでは、登山に関する相談も受けてます。

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