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小川山滑落記録 3

そして手術になりました

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2022・6・8 手術当日です。

どんな手術かというと、

骨折部分を固定するための手術になります。

今回第5、6胸椎を骨折しているので、固定するのに、第3、4と第7、8胸椎に金属片をボルトで止めて、

骨折した部分が動かないように支え棒を入れるみたいな・・・

(医療関係者のかたが見たら、怒られそうな説明文)

赤い部分が金具のところ(イメージ)

ただ、背骨って近くに神経が通っているので、万が一ということもあると言われました。

体の中に金具を入れる、そして、骨がしっかりついたら、また金具を取らなきゃならない。

金具を取るのは、1年半ぐらい後になるとのこと。

道のりは長い。

手術時間は約2時間、全身麻酔です。

実は私は全身麻酔が大好きで笑

麻酔がかかったときの、フワッと意識がなくなっていく瞬間がたまらんのですわ。

ちょっとアブナイ人みたいに思われそうなんですけどね。

1回やってみてと気軽にオススメできないのが残念。

まあ、背中なんで、手術も俯き寝でやるとのこと。どんな感じなんだろーなと少し興味津々。

手術予定時間は、13:30だったんだけど、開始時間が遅れて、手術室に入ったのが、15:30だった。

いや〜、この2時間がまた長かったなあ〜

で、手術室に入って、すぐに麻酔をかけられて、速攻意識がなくなり・・・。

気がついたら、ベッドの上に仰向けに寝かされてました。

いつ俯きになったのかも全くわかんなかった・・・。

しかし、麻酔が効いてて熟睡(?)なのに、手術が終わると

「無事に終わりましたよ」

って起こされるんだけど、眠いというか、ぼおーっとしてるというか、なので、

(起こさないで! 寝かせといて!)って心の中で思う。

手術が終わると、元の救急病棟ではなく、高度治療病棟に一旦移されるのだけど、

ここ、窓がない。

手術が終わったあと、麻酔が効いてる、動けない、時計ない、外見れない、

今、何日の何時だろ

と思いながらも、麻酔のおかげで久しぶりに痛みも感じず、

ベッドに置かれたままの姿で、微動だにせず、眠りこけてました。

そういえば、救急に運ばれてから、毎日のように、看護師さんに

「今日は何日? ここ、どこかわかる?」

って聞かれたけど、この窓のない部屋だと、今日が何日か答えられそうもないわ。

手術が終わって、次の日に腰から胸まで当てるコルセット(約35000円、保険が効くので通常これの3割負担)が届きました。

胸から腰まであります。つけるとけっこう苦しい。
後ろ姿は、昔の貴族のコルセット

コルセットをつけることで、この日、やっと、1週間ぶりに起き上がった!

そんときの気持ち? ん〜、やっと起きれたって感じですかね?

何がうれしいかって、座ってごはんが食べられる、これに尽きます。

なんでもないようなことが幸せだったんですね(ロードの歌詞より)

リハビリ開始

そこから、リハビリも開始になった。

まず、立つことから。なんせ1週間、筋肉動かしてないんで。ってゆうか、ずっと寝た状態だったので。

筋肉って動かしてないと、3日で落ちるそうで。

1週間だとどうなるの?

不安に思いながら、ふらつくかなっと思ったけど、

恐る恐る床に足をついたら、なんとか立ち上がることはできた。

手術が終わったら楽になる、なんて期待してましたが、大変なのはこれからでした。

  • この記事を書いた人
さとみん

みずえ

登山帽子クリエータ〜として活動中。運動音痴だったのにも関わらず、40歳過ぎから登山をはじめる。今ではハイキングだけでは物足りず、雪山、沢登り、さらにクライミングもという、なんでも来い!状態。とはいえ、走るのは苦手なので、トレランはできない。所属の山岳会では技術指導を担当。 ココナラでは、登山に関する相談も受けてます。

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