クライミング 登山 講習

セルフレスキュー講習と警告

2022/9/17

台風が迫ってきていたこの日、嵐の前の曇りを狙って、

定期的に行なっているセルフレスキューの講習をしました。

今回、私がやりたいと言って決めたメニューは以下の通り。

まず、ロープワーク。

インラインをどんどん作ってみてます

普段あまり使わないロープワークだけど、いざというとき、知ってると便利系のやつ。

ブーリン、インライン、バタフライ…。

やったときは覚えたと思うんだけど、しばらくしたら、忘れてるやつ。

特に、ブーリン苦手。

今回も何度かやって、なんとか覚えれたかなあ?

(怪しいけど)

これらは、クライミングというよりも、

ハイキングのときのアクシデント時でのほうが出番があると思われます。

結構、他のみんなも手こずってます。

次にやったのは、懸垂下降時、途中で登り返すというもの。

ここを空中懸垂して、登り返す

下がどうなってるかわからない状態で下りたときに、ロープが足りなくなって、ピッチを切らないといけないとき、

上の方に支点を取りやすい場所があったら、そこまで登らないといけない。

このぶら下がったまま、システムを作り変えるというのが、

結構ハードの上、アセる。ただでさえ暑くて汗だくなのに、さらに違う汗が出まくりです。

みんな普段やらない動きでこれにもかなり手こずってました。

その後やったのが、フォロワーが登れなくなったときに、セカンドビレイヤーが助けにいくというもの。

たまに聞くんです。パートナーの技量の差があり過ぎて、

トップの人が登っていったところを、セカンドが全然登れなくて苦労するというのを。

そもそも、登れないとこ行っちゃダメなんじゃない?とも思うんだけど・・・、

まあそういうこともあるので、知っておいて損はないかと。

こちらは、登らせる方法と、2人で降りる方法、両方やりました。

がんばれ!
踏んばれ!

前回同様、このようなレスキューを咄嗟の時にすんなりできるように身につけておきたいものです。

余談ですが、

今回、私、メッチャメチャ、蚊に刺されたんですが(蚊だと思っていた)、上腕が真っ赤になる程。

虫よけをスプレーしてたけど、少しかかりが薄かったところを狙われました。

でも、この虫刺され、日が経つにつれて、水ぶくれと化し、そのうち、

腕全体にも広がっていったんです。

写真より実物はたいへんグロいです

その水ぶくれの数、おそらく大袈裟でなく、100ほどあったかと。

痒いし、水ぶくれ見ると潰したくなるけど、全部潰したら・・・と思うと恐ろしくてできなくて葛藤。

これ、絶対、蚊じゃないだろーと思って調べてみたら、

通称「やけど虫」、アオバアリガタハネカクシっていう虫が出てきました。(かなりグロい虫)

どこにでもいるそうなので、気をつけてください。

肌を出さないか、虫よけをかなりしっかり塗れば大丈夫だと思います。

刺されたら、ムヒとかでは太刀打ちできないので、ステロイドで対応します。

私の場合は、数が半端なかったので、病院に行って、炎症を抑える注射をしてもらい、

飲み薬と塗り薬を処方してもらいました。

ほんとに、ダニとかヒルとかこういう変な虫とか、山には付き物なんだけど好きにはなれない。

  • この記事を書いた人
さとみん

みずえ

登山帽子クリエータ〜として活動中。運動音痴だったのにも関わらず、40歳過ぎから登山をはじめる。今ではハイキングだけでは物足りず、雪山、沢登り、さらにクライミングもという、なんでも来い!状態。とはいえ、走るのは苦手なので、トレランはできない。所属の山岳会では技術指導を担当。 ココナラでは、登山に関する相談も受けてます。

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