2021年11月4日山行の記録です^_^
以前から気になってた三重県亀山市の三子山、四方草山へ行くことにした。
読み方は、みつごやま、しおそやまって読むらしい。日本語って難しいわ。
天気は秋晴、長袖のシャツ一枚でも、歩いてて気持ちいい。
休憩の時にも寒くなかった。
この山 基本情報
・三子山
1峰(北峰)標高568m、2峰(中峰)標高556m、
3峰(南峰)標高545.7mの三つの峰が連なる
・四方草山
標高667.0m
どちらも三重県亀山市が「亀山7座トレイル」と銘打った
推し推しの山です。
亀山市が推していますが、実は滋賀県甲賀市との県境にあるのだ。
今回のトレックログ
コースタイム 約6時間30分
(休憩 約1時間)
標高差
アクセスと駐車場
駐車場は、万人講常夜灯の向かいにあるスペースがあるからそこへ泊める。
![万人講常夜灯](https://www.yamahapi.net/wp-content/uploads/2021/11/2E914284-536A-4D3E-A4B4-E0D2972D6497.jpeg)
これ、めっちゃデカい!
駐車場所の名称は「鈴鹿峠路傍休憩地」です。案内板もちゃんとある。
たぶん20台前後は停めれるんじゃないかなあ。
キレイな公衆トイレもあるので、何かと安心。
(コレ大事だよね)
![鈴鹿峠公衆トイレ](https://www.yamahapi.net/wp-content/uploads/2021/11/0C4C6D6D-84EF-4313-B574-286C40FC6615.jpeg)
すごく立派な公衆トイレ 管理ありがとうございます
山と高原地図には、
登り始めのところに「鈴鹿峠」と書いてあるので、
ナビでも一応、目的地を鈴鹿峠とした。
国道1号線を名古屋方面から走っていくと、
もうすぐ着くかなって頃に、
茶色い看板で「鈴鹿峠はこちら」と何度も出てくる。
ナビはそっちを示してないのに、素直なわたしは自然に流されていく。
見えてきたのは、「バーベキュー鈴鹿峠」だった
どうかみなさん、気をつけてね(⌒-⌒; )
(わたしだけかも……ナビさん、信用しなくてごめんなさい)
駐車場から三子山まで
駐車場からそのまま南へ10分ほど歩くと登山口です。
分岐になってますが、案内板に従い、三子山北峰(1峰)四方草山方面へ。
登り始めは、しっかり整備された道です。すっっっごいキレイな道。
だったのに、次の分岐の案内には、
「三子山縦走路危険箇所多い」との注意書きが……。
これがこの山、本領発揮の合図です。
実は、標高こそ低いのですが、
アップダウンが激しいのと
ルートも険しいとのことで、
意外にかなりハードと言われているのです。
いやあ、楽しみだなあ(マディストめ)
そうは思っても、ちゃんと覚悟を決めて、三子山へ向かいます。
![三子山分岐点](https://www.yamahapi.net/wp-content/uploads/2021/11/016A3160-6955-4D66-8F1C-D488D53E9630.jpeg)
これ見て!この階段! これ帰りのルートで使う階段なんだけど、最後疲れてたわたしは……
うーん、確かに、アップダウンの繰り返しだし、激下りなところもある。
でも、案内板はしっかりあるし、見落とさなければ道迷いの心配もない。
そんなに大したことないやん。(←あとで痛い目に遭う人)
とりあえず、それぞれの山頂の展望は
南峰と中峰→展望なし。チッ( *`ω´)
北峰では、御在所がチラ見え、できた。
![三子山山頂から御在所岳](https://www.yamahapi.net/wp-content/uploads/2021/11/503587C0-5923-4B7E-82DE-2449D14CC77F.jpeg)
御在所岳がチラッと
三子山から四方草山まで
ところが、三子山を過ぎるとルートの状況が厳しくなってきた。
ヤセ尾根やちょっとした岩場、ロープありの、ゲキ下り、狭いトラバース、
なんでもこいや的な、いい意味で、変化のある登山道です(^◇^;)
![四方草山のヤセ尾根](https://www.yamahapi.net/wp-content/uploads/2021/11/B33EF766-10D1-41BC-BE24-0DBDE7C5ED8F.jpeg)
こんなヤセ尾根が次から次へと
そうこうしてるうちにすごく展望のいいところに出ます。
四方草山南峰、このルート1の展望でした。
![四方草山南峰山頂からの展望](https://www.yamahapi.net/wp-content/uploads/2021/11/34B3A740-A6DB-414C-8FC9-BA6CB29EC0EB.jpeg)
そんなに広くはないけど休憩にはバッチリ。360度の展望です
休憩はココでとるのがオススメ。
そこからさらに15分ほど歩くと、
四方草山の山頂だけど、
そこは展望も広さもない(T ^ T)
四方草山から安楽峠まで
ここから先は、さらに厳しさ増し増し。
あと、テープはちゃんとあるけど、見落とさないように気をつけて!
![四方草山ルートポイント](https://www.yamahapi.net/wp-content/uploads/2021/11/434BF424-A3C7-4534-A602-B663F704660E.jpeg)
こんなんとか
![四方草山ルートポイント](https://www.yamahapi.net/wp-content/uploads/2021/11/51FF105E-20AC-4F55-B6F3-BDD810AB5819.jpeg)
こんなんとか
このルートで一番危険だなと思ったのはここ↓でした。
![四方草山の危険箇所](https://www.yamahapi.net/wp-content/uploads/2021/11/00B5DB23-1482-4A18-9F0C-659DD7EFC376.jpeg)
ロープがあるからいいけど、両端はガケっぷち
とにかく気を抜かずに行こう。
ここからはどんどん進んでいくと、
どんどん険しさがなくなっていった。
しばらく歩いていくと、
案内のない左右の分岐にぶつかります。
そこから左を見ると、もうアスファルトが見えてる。
やっと安楽峠にとおちゃこ! ホッとした!
(だからここは安楽峠なの?)
安極から駐車場まで
ここからしばらくアスファルトの道を歩きます。
アスファルトが嫌な人は、
遠回りだけど登山道もあるようなのでそちらへどーぞ。
わたしはもちろん楽なほうへ♫(ヘタレ)
アスファルトを進んで行くんだけど、また途中から林道に入っていく。
ススキ野原を過ぎ、
あんまり人が入ってないような平坦な道をタラタラ歩く。
でも頭にずっとあったのは、
最初の分岐で出会った急な階段。
今は平坦だけど、最後に登りが待ってるのだ。
その最後の登りがやってきた。ただここがちょっとわかりにくかった。
![鈴鹿峠へ戻る分岐点](https://www.yamahapi.net/wp-content/uploads/2021/11/6607D4B0-C381-4611-A9A9-75AF4D47AFF3.jpeg)
ここ、ベンチの左右にはっきりした道があるけど、戻るのはベンチのすぐ右手の登っていく道。そこに入ると案内板がある。
そして登って、登って、はあ……。
最後の登り、長かった。
実は、最後の階段が嫌すぎて、
階段の前で放心してると、
右手にうすーい踏み跡のトラバースを見つけてしまう。
自然に足はそちらへ……。
ただまあ、おすすめはしません。(ケモノ道だったかも)
今回のルート目安(★10が最高)
体力度 ★★★★
技術度 ★★★
感動度 ★★★
この辺りの山は、低山ながらも変化に富んだ楽しい山が多い。
今回の山は
もう少し展望があるといいかなあとは思ったが、
たまにチラ見せもしてくれたし、
全体的に楽しいルートだったので、
登り甲斐もあった。
亀山7座トレイルは全制覇する予定。
おまけ①
亀山市といえばお茶が特産です。
道の駅関宿で百年乃茶というお茶を買いました。税込880円也。
なんでこのお茶にしたかというと、
鈴鹿峠にある樹齢百年を越えるの茶の木からできたお茶
と説明文があったので今日歩いた記念と思ったから。
長寿のお茶だそうです。
味はほんのり甘くてスッキリしておいしかった。
おまけ②
それと、最初に間違って入ってしまったバーベキュー鈴鹿峠。
ここには貸切温泉がありますが、利用できるのは、
BBQや宿泊で利用した人だけだそう。
入ってみたいなあ。
遠方から来る方はここに泊まって楽しんで、
登るのもいいかなと思います!